施工実績
Case Histories

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住宅沈下修正工事 新潟県柏崎市③

2007.11.17
沈下修正, 住宅

中越沖地震で不同沈下を起こした柏崎市内の住宅です。地震により擁壁が傾斜したため、地盤沈下を引き起こしたと思われます。最大沈下量50㎜。地盤調査の結果、0~3mまで軟弱地盤が分布。6.0m付近にN値8以上の支持層を確認。ヘリカルピア計7本を1.8mピッチで配置。1本当りの設計上の極限支持力は50kN前後。

ヘリカルピアの貫入状況。先端シャフトのヘリックスサイズは10″-12″(25-30㎝)のダブルヘリックスを使用。貫入角度は施工品質において重要なポイントの一つなので、十分に注意して施工する。油圧ゲージにて貫入トルクを確認し、支持力管理を行う。

ブラケットの取付作業状況。基礎との密着度を確かめながら行う。

 

 

 

ジャッキアップによる沈下修正作業状況。呼び荷重10tのボトルジャッキを使用。レーザー墨出器にて水平を確認。無筋基礎のため慎重に行う。5㎜以内まで、水平誤差を調整する。

 

 

 

実働日数4日間。総施工費150万円。お施主様も近所の方も、施工のスピードと騒音や振動がないことなど、驚いておられました。半壊の判定を受けていたこともあり、応急修理制度や義援金の範囲内で工事をすることが出来たので、大変ご満足いただけました。

©ヘリカルジャパン株式会社