最近、キュービクル(高圧受電設備)や銀行ATM、貯水槽などの軽量構造物の沈下修正のお問い合わせをいただきます。
これまで、いかに重量のある建物を効率的にあげるかという課題に日々研鑽を積んできたので、正直このような軽量構造物の修正はあまり自分たちの分野ではないのかなと思っていました。
しかし、よくよく考えてみると、小さくて軽い構造物だからこそヘリカルピア工法の長所が生かされることを知りました。
というのは、構造物の自重を利用して杭を圧入するアンダーピニング工法では構造物が軽すぎるため、支持地盤まで杭を到達させることが出来ないし、注入工法の場合でも、小さすぎたり、配管が密集しているため不可能なのです。
このような軽量構造物が沈下してしまう地盤なので再沈下のリスクを考えると耐圧盤工法も不向きです。
ヘリカルピア工法は機械による杭貫入方式なので、適切な地盤に自由自在に杭を指示させることが出来ます。
狭小地での施工にもヘリカルピア工法は適しています。
重量は軽いので修正はあっという間です。
今回は20㎝ほど修正しました。十分な支持地盤で支えているので沈下防止はばっちりです。
作業時間は1日。施設を稼働したまま作業をすることが出来ました。
取り壊して新たにつくり直す方が安い場合もあるでしょうが、施設を稼働できない期間の損失コストを考えると、修正して再利用する方が経済的だと思います。
今回はヘリカルピア工法ならではの施工実績をご紹介しました。
このような軽量構造物の沈下修正、沈下防止でお困りでしたら、是非ご相談ください。
「キュービクルの修正はヘリカルピア工法」
抜群の沈下防止対策。取り壊すより経済的!
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