施工実績
Case Histories

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住宅沈下修正工事 新潟県柏崎市④

2008.1.8
沈下修正, 住宅

着工前

柏崎市内の木造2階建住宅。最大沈下量120㎜程度。地盤調査の結果、3.0~6.0m付近にN値8~14の比較的良好な地盤を確認。支持力計算ソフトHeliCAPにより、一本あたりの極限支持力54kN以上のヘリカルピア40本を設計。

材料搬入の様子。ヘリカルピアシステムの全製品には融解亜鉛メッキ加工が施されているので、酸性土壌や塩分を含む土壌でも安心です。

室内でのヘリカルピア貫入状況。ポータブルタイプのトルクモーターにより、室内での施工も可能です。

先端シャフトの貫入状況です。先端シャフトに継手シャフトをボルト固定し、設計深度まで貫入を続けます。

継手シャフトの余剰部分はバンドソーにより切断します。支持力管理は油圧計にて行います。今回は平均して100kN程度の支持力を記録しました。

ブラケットを設置した様子です。ここにジャッキとジャッキツールを取り付け、ジャッキアップによる沈下修正を行います。

ジャッキアップによる沈下修正の様子。建築構造物の損傷に注意しながら、少しずつジャッキアップしていきます。オートレベルやレーザー墨出し器により水平を確認します。

ジャッキアップ完了の様子。レベル修正終了後、ジャッキとジャッキツールを取り外し、オールアンカーにて基礎に固定します。このあと、埋め戻しと束柱の調整をして竣工となります。万が一、再び沈下を起こしたとしても、ジャッキとジャッキツールを取付けるだけで、再調整が可能です。

実働日数18日にて、ガス水道の復旧を含む全作業を終了しました。

©ヘリカルジャパン株式会社