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地盤改良工事 兵庫県神戸市

2009.1.22
地盤改良

狭小地での基礎補強にヘリカルピアシステムが採用されました。ご覧の通り、一切の重機が進入できません。ヘリカルピアシステムは一般的な柱状改良や鋼管杭工法が対応できない超狭小地、狭い搬入路、雛壇造成地、住宅密集地、急傾斜地でも、最大で長期許容支持力45kNの杭を施工することができます。 また、ヘリカルピアシステムはジャパンホームシールド社の地盤保証対象工法です。

 

今回使用したのはハンディータイプの施工装置です。右がトルクモーターで、左がエンジン式油圧ユニットです。バックホーやクレーンがなくても施工可能です。トルクモータは3400N-mのトルクを発生します。鋼管杭工法に用いられるトルクモーターの四分の一程度の能力です。

 

 

 

 

先端シャフトの貫入状況です。回転を加えると螺旋プレートに推進力が生じるため、鉛直方向へプレッシャーをかける必要がありません。

ご覧いただけるようにヘリカルピアシステムのシャフトは鋼管杭等と比べると大変細いです。今回使用したシャフトサイズは38㎜角です。シャフトの径が細いため、周面摩擦が生じず、貫入装置が小さくて済む利点があります。もちろん強度的にも心配ございません。鉛直荷重に対する材料の極限強度は310kNです。

設計深度に到達するまで継手シャフトを接続して貫入を続けます。ヘリカルピアシステムは溶接ではなくカップリング方式を採用しているので、高品質・高強度をお約束いたします。

貫入トルクと杭の支持力には相関関係がある為、施工管理は油圧ゲージにて行います。

貫入作業終了後、シャフト余剰部分を切断し、杭頭キャップをかぶせます。

このように、高品質・高支持力な基礎杭を人力で持ち運べる装置で施工できるのはヘリカルピアシステムだけです。ヘリカルピアシステムで施工できない場所はありません。

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