工法の特徴
Characteristic

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工法の特徴
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工法の特徴と施工方法

CHANCE®️ヘリカルピアは大きくは杭基礎工法に分類され、主軸にヘリックスと呼ばれる螺旋盤が溶接されています。荷重は主軸を通じて、支持力盤の役割を果たすヘリックスに伝達されます。ヘリックスは完全な螺旋構造ゆえ、地盤を乱すことなく地中に切り込んでいきます。

まず、先端シャフトと呼ばれる部材を貫入します。先端シャフトには1〜4個のヘリックスが溶接されているものがあります。

次に、継手シャフトを先端シャフトが支持地盤に到達するか、もしくは適正トルクが得られるまで接続し貫入を続けます。基本的に継手シャフトはヘリックスが溶接されていないプレーンンタイプを使用しますが、必要に応じてヘリックスを追加することができます。
最後に、構造物や用途に応じて、様々な種類のブラケットによって構造物と杭を連結させます。

ヘリカルピア工法は下記のような他工法にない特徴があり、施工場所を選びません。

  • 施工がスピーディで施工後すぐに荷重できる
  • 工場で製造された鉄鋼二次製品
  • 乗込費用の低コスト化
  • 貫入トルクと支持力に相関性があるため、現場内で支持力の確認ができる
  • 現場での変更が容易
  • 養生期間がいるコンクリートを使わない
  • 特殊な重機を必要としない
  • 狭小地、高水位、表層の崩れやすい現場での施工が可能
  • ゴミが出ない
  • 流動性のある砂質土、やわらかい粘性土、有機質地盤でもケーシング不要
  • 貫入時に地盤を乱さない
  • 雨天時でも施工可能
  • 振動がない
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